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ヒプマイのへんてこな設定について
ちょっと考えてみたいと思います。
ヒプマイプロジェクトの始まりは2017年9月2日。Division Rap Battleからすべては始まった。
第一走者山田一郎の歌声は視聴する人をぐいぐい引き込み、美麗なイラストも相まってYouTube急上昇ランキング3位だったとか。
そして10月から12月にかけて各ディビジョンの楽曲が発表されました。
さて2019年3月現在、ヒプマイには今となっては謎の設定が散見されます
1.シャンパンゴールドについて
伊弉冉一二三のキャラソンです。オリラジ藤森慎吾作詞になってます。この歌詞、今の一二三のイメージと微妙に合ってない感じしません？
『かかってこいジャパン』
シャンパンと韻をふむためとはいえ、一二三さんは日本にたいしてファイティングポーズとるタイプではないような。
『チャラーとか引くやつマジで邪魔』
ホストクラブにわざわざ行って、チャラーとか引くやつはいるのでしょうか。もしいたとしても一二三さんは邪魔とか言わないと思うんですよ。一二三氏の攻撃性って他者には向かわないと思うんですよね
。『ノリの悪い奴マジで用はねぇ』とかも他人に言わなさそうだなぁ
たぶんこれは藤森慎吾さんが自分のことをベースに書いた詩なんですよね。
ヒプマイにホストのキャラがいる
↓
ホストといえばチャラい
↓
チャラいといえば藤森慎吾
とかいう感じで仕事が来たんじゃないでしょうか。
シンジュクディビジョンのCD発売が2017年12月6日なのでプロジェクト公開から3ヶ月たったところ。伊弉冉一二三さんというキャラがまだ固まってなかった感じですよね
今は『一二三四五六ひとつずつを積み重ねる』という風な、結構地道で優しい努力の人ってイメージなことないです？
2.イラスト異様に少ない問題
YouTubeでMVが観られるんですが、びっくりするくらいイラストが少ないです。初期はほぼ1種類の絵を苦心してかっこよくMVに仕立て上げている。
なのに何度観ても飽きずに楽しい。キャラクターデザインさんとMV作成班は神ですよ。
3.女尊男卑問題
ヒプマイ世界って女性が中王区という場所で政権をとり、男性はその外でマイクを使った覇権争いをしているらしいです。男性は税金が10倍なんですって。性別で税金の額を変えるとはなんたるディストピア。
で、男性は今後どうするんでしょうか。中王区を倒すために闘うんでしょうか。現実にはヒプマイプロジェクトの顧客ってほぼ女性だと思うんですが、私たちは一郎たちが東方天乙統女総理をやっつけるのに立ち合わないといけないんでしょうか。その時私たちはどちらの味方をすればよいんでしょうか。
4.山田三兄弟の設定
山田一郎くんってラノベとか大好きなんだって。その設定いる？
山田二郎くんってサッカーの全国大会で優勝してるんだって。その設定本気？
山田三郎くんって12才で数学オリンピック優勝したんだって。その設定ほんとに必要？
山田三兄弟は設定を盛りすぎだと思う。オッドアイやら規則性のあるほくろやらもちょっと危険なかおり。まだまだ奇天烈な設定きそうだな
5.神宮寺寂雷氏について
ウェイブを扱う殺し屋でした・・・
これは最近(2019年)判明した後出し設定です。
そういう人は『死んだら何処へむかうんだろう』やら『息絶えたアイツだって生きたかったはずだろ』等のカマトト発言しちゃだめ
6.左馬刻様の職業
ヤクザ。ヤクザって職業このご時世扱いづらくないんでしょうか。喧嘩が強い街のチンピラ程度じゃだめだったのか。
なんとなくですが、ヒプマイプロジェクトって設定がもともとガバいんですよね。
それが有能な楽曲班と有能なMV班と有能なキャライラスト班で予想以上に化けたコンテンツなのではないでしょうか。だから今みると整合性がとれなくなってきているように思えます。
一郎のオタク設定とかほんと謎で、オタクな若者の共感を得ようとしたんでしょうか？一郎のパーソナリティにラノベは合わないと思うんだけどなぁ。
それよりバズったのは独歩の社畜設定なので、ヒプマイ人気は社畜ガールに支えられていることがうかがえます。
あと寂雷氏の殺し屋設定が2019年2月、コミカライズにより明らかになりました。ヒプマイ人気が固まってきたところにぶっこんできた設定なので、公式的には「アリ」だと思ってんでしょうか。寂雷先生は何処へむかうんだろう
一番やばいのは中王区がらみの男性/女性設定ですね。
女性を軽々しくトップに据えたのはまずかった。
性に関する事柄ってすごい速さで変化してきてるし、ほんとデリケートで炎上しやすいんで、中王区関連は調理が難しそうだなぁ・・・
この記事を書いたのは2019年3月でした。月日がたち、さらなる謎も出てきたので内容をアップデートして続編的な記事を書いています
[https://pyonkospica.hatenablog.com/entry/2019/05/20/
キャラクターや世界観について
考察記事はこちらにまとめています
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