ニコニコ生放送のヒプノシスマイク24時間放送の感想

ニコ生で5/3 20時から開催されたヒプマイ24時間放送を観ました。
ざっくり言うと、YouTubeで今観れるヒプマイ公式動画がエンドレスで24時間流れている、という催しです。
もう親の顔より見たMVなんですが、それでも楽しく鑑賞できてしまう。すごいよヒプノシスマイク。

何周か観てあらためて気づいたこともあるので簡単に感想を書いておきたいと思います。



1.弥之助さん

ヒプマイ界の人気ナンバーワン観音坂独步さんの持ち歌『チグリジア』、今をときめく『stella』、名曲としか言いようのない『Shibuya Marble Texture -PCCS-』を作詞作曲したのが同一人物だったなんて・・・
シブヤつながりでstellaとPCCSは同じ作詞作曲チームかな~と思ってたんですがよりによってチグリジアもやっていたとは!弥之助さん、すごいよ。もってるとしか言いようがないです。いい仕事をされるので今後もよろしくお願いします。(何様だ)


2.口ロロさん

そしてサブローザのおうた『New star』と問題作『おはようイケブクロ』も同じ方が作っていました。驚愕です。口ロロの三浦康嗣さんです。
New starはバッハの名曲『G線上のアリア』を下敷きにしており、とつとつとしたサブローザのリリックが可愛らしいのです。ラップとはなんぞやという思考もうながされる作品です。
おはようイケブクロはあれです、ラジオのやつです。
そしてなんと『IKEBUKURO WEST GAME PARK』のリミックス版、『Boyz Sunshine remix』も三浦康嗣さんなのです!!!私の言いたいことが伝わるでしょうか。褒めてません。
New starに、おはようイケブクロ、IKEBUKURO WEST GAME PARK(Boyz Sunshine remix)・・・三浦さんはイケブクロぽいですね~ 設定もりもりのてんこもりでサービス精神旺盛なところがそっくりです。


3.月蝕會議さん

月蝕會議山田一郎の『俺が一郎』、山田二郎『センセンフコク』、伊弉冉一二三『シャンパン ゴールド』とイケブクロディヴィジョン『IKEBUKURO WEST GAME PARK』を担当しています。手堅い楽曲ですね。そしてメンバーに元Hysteric Blueのメンバーがいます。Hysteric Blueってメンバーが性犯罪を起こしたりなんやかんや大変そうでしたが、まわりまわって2019年にはオタク女子のハートをつかんでいる現状もあり人生塞翁が馬だと感じました。


4.その他

・好良瓶太郎ってむっちゃセンスあるペンネームじゃない?

・Hoodstarは最初聴いたときヘンテコな気がしたけど、今となってはスルメ系名曲

・さらに『Division Rap Battle』と『Division Battle Anthem』と『Hoodstar』が同じ方々の作品だというのがすごい。打率100パーセントですよ。もう東京に足を向けて寝られません。

・シブヤが聴きやすいですね。たぶん乱数、幻太郎、帝統の声の波長が合ってるんだと思う。というか、彼ら3人は歌声の波長を合わせてもいい人たちなんです。普段の話し声と歌声を乖離させても、キャラ的に問題ないディヴィジョンなんです。
乱数は多面性のあるキャラクターだからどんな声を出してもキャラ的に違和感ないし、幻太郎はもともとソフトなイケメンボイスだし、帝統もstellaで落ち着いたラップを披露しました。
彼らは全員、出生に謎があります。
乱数はなぜか人類を憎んでいます。
幻太郎はたぶん捨て子です。
帝統は現総理大臣と共通点があります。
というわけでまだ明かされていない謎を抱えた三人組なんですね。ポッセには余白が多い。
だからかどうか、ポッセは最初つかみどころがなくて地味な印象だったのですが、ヒプマイプロジェクト開始から2年たって、今では逆にそのつかみどころのなさ、定まってなさが魅力となっている気がします。
必ずしもキャラクターの声で歌わなくても許される雰囲気があるんですね。だから普通に聴きやすいポップスとして楽曲が存在できる。
入間銃兎がしっとりとしたウィスパーボイスで歌ったら、急にどうしたウサポリ公ってなるところが、ポッセならさらっと成立してしまうんですよ。


というわけで、令和元年ポッセがいま熱い、という話でした。