またしても寝て起きたらヒプマイ新情報が発表されていました。
今回はdivision rap battleにオオサカディビジョン、ナゴヤディビジョンが追加されたとのことです。
オオサカディビジョンCD発売まであと1ヶ月あるのに、先に代表曲で彼らの歌が聴けるとは・・・
ありがとうヒプマイ、ありがとうキングレコード。
既存ディビジョンは以前に文章を書いてあるので、今回はオオサカ、ナゴヤについて感想を書こうと思います。
ナゴヤディビジョン
波羅夷空劫
ライブの時初めて生で観て、なんと存在感とアクの強いキャラなんだと思ったんですが、この曲ではなんか意外に控え目?
歌声が軽いのかな。
期待どおりに仏教用語を散りばめ、木魚?でリズムをとっています。
四十物十四
(十四くんの親は何を考えて息子にこのような名前をつけたんでしょうか。)
十四くんは、あれです。神崎蘭子です。
闇に飲まれよ!(訳:お疲れ様です)です。
ラップっていうかまんまヴィジュアル系ボーカリストの歌い方ですね。
ネタキャラとしても人気が出そう。
また、おもしろいのが、
『ダークネス溺れ脅えて
無限回路で永遠に彷徨い焦がれる
セイレーンの失われし刹那』
が、訳すと
『陰キャでビビりの僕は
いつもキョドってて優柔不断なので欲しいものは
歌ってるうちに無くなっちゃったラップする尺』
になるんですが、
訳文が妙にエモい。
青春系のリアルに情けない雰囲気を漂わせていて、締めが体言止めになってるとこも含めて叙情的。
ワンダースのティーンは一郎二郎三郎と、けっこうメンタル強めでいろいろそつなくこなし、学校でもうまくやっていけてるだろうメンバーが揃ってるので、あんまり気弱な人間の気持ちが入り込む隙がないんですが、十四くんは隙だらけ。
独步が社畜キャラで働くオネーサン(オニーサンも?)の共感を得たのと同じように、十四くんは弱キャラで学生の気持ちをすくっていくのかもしれないですね。
あと、エモ枠の可能性もあるのでシブヤディビジョンと競合するかも?
天国獄
はぁー、彼は何なんでしょうか。(喜び)
「マジ」とか「メンゴ」等の言葉のセンス、憶面なく方言を出していくスタイル・・・
たぶん、コンセプトは親戚の楽しいおじさんです。
オオサカディビジョン
白膠木簓
彼の名前が一発変換できるのが毎回驚きます。絶対書けないのにな。スマホ時代の生んだ名前だ。
白膠木さんの歌、むっちゃいいですね。
帝統の歌声を初めて聴いた時のような興奮があります。
彼もライブで見た時に、漫才師のようなすごい喋る声優さんが来たと思ったんですが(むしろ漫才師の人が声優に任命されたのかと思ってた)、そのイメージどおりの素晴らしい華のあるラップスタイル。
「やめさせてもらうわ」でフェードアウトする姿もかっこいい。
ネイティブ関西人らしい、不安なく聴ける好パートです。
躑躅森盧笙
かぶってますよ!
入間銃兎巡査部長と雰囲気かぶってます。
ラップの内容が仕事の愚痴であるとこもかぶってます。
わざとか・・・?
『エリーゼのために』が使用されていて学校の先生らしくていい。
天谷奴零
『龍が如く』ですね。
緊張感高まる歌詞とバックミュージックが興味深い。寂雷枠。
おわりに
・空劫、十四、簓が加入することで、仏教音楽、ヴィジュアル系、大阪弁をプラスすることができるようになり音楽に幅が出た感がします。まさにDivision Rap Battle +。
・勝手な予想ですが天国獄の歌詞にそのうち「チョベリバ」「チョベリグ」が使用されると思っています。
・十四くんは14番目に登場しているからその名前になったんだな。
・中王区(とヒプノシスマイク世界)の発展と維持のために新ディビジョンをいきなり2つ追加するという策を選んだ東方天乙統女はやっぱり博打打ちだし、帝統の母親だろうよ
・ディビジョン順だとオオサカ→ナゴヤになるはずですが、実際はナゴヤ→オオサカでした。
これによって、トリが独步でなく天谷奴になります。
山田一郎から始まり、天谷奴零で終わるわけで、子からはじまり父に終わる、ってことでしょうか。
また、スタートのイケブクロから順番に1、2、3(一郎二郎三郎ですね)と始まり積み重ねたものがラストは0(零)で終わるので、どことなく不穏な気配。