失楽園 天谷奴零考察またはヒプノシスマイク考察

 

ヒプマイ創世記

 

神は言われた

「光あれ」
こうして光はあった

 

神は言われた

「生めよ増やせよ大地に満ちよ」
こうして生物が生まれた

 

神は言われた

「我々に似せて人をつくろう」
こうして男と女は創造された

 

神は言われた

「男ならラップできるだろう?」
そしてH歴は始まった


神は言われた

「最後に笑うのは乙女」
こうして女も歌い出した

 

神は言われた

「白膠木簓の血液型はAB型となります。お客様の混乱を招き誠に申し訳ありません。」
こうして白膠木簓の血液型はAB型となった

 

最後に神は満足し、布団に潜りこんでSODを聴きながらTwitterを眺めだした

 

 

 

いきなりすみません。これは白膠木簓の血液型が変更になったのが面白かったので先日考えた冗談です。 

で、ガイドブックを見返していたんですよ。主に各キャラクターの衣装を。一郎のIKBKRおもしろいなぁとか、二郎のパーカー紐が多いなぁとか、サブローザの上着短っ!とか、左馬刻様は無難にまとめてくるなぁとか、乱数ちゃん可愛いなぁとか思いながら眺めていました。

 

そして天谷奴零。新衣装は蛇の描かれた金色のジャケット姿です(好き!)

よく見ると天谷奴零はいつものモコモコ毛皮の衣装のときも、ベルトのバックルは・・・

 

蛇が好きなのかな?

それに、なんで天谷奴零の新しい衣装、十字架モチーフが多いの?

 

 

ここでまた「創世記」(旧約聖書)の話になります。失楽園として有名な、アダムとエバのお話。

 

アダムの創造後、実のなる植物が創造された。

アダムは多くの植物が生えているエデンの園に置かれ、その中央には生命の木知恵の木と呼ばれる2本の木があった。

主なる神はアダムに対し善悪の知識の実だけは食べてはならないと命令した。

その後、女(エバ)が創造される。が女に近付き、善悪の知識の木の実を食べるよう唆す。実を食べた2人は自分達が裸であることに気付き、それを恥じてイチジクの葉で腰を覆ったという

この結果、蛇は腹這いの生物となり、女は妊娠と出産の苦痛が増し、また、地(アダム)が呪われることによって、額に汗して働かなければ食料を手に出来ないほど、地の実りが減少することを主なる神は言い渡す

 

主なる神は命の木の実をも食べることを恐れ、2人を園から追放する。

命の木を守るため、主なる神はエデンのにケルビムときらめいて回転する剣の炎を置いた

(Wikipediaより借りました)

 

 

あれ?これってヒプマイっぽい?

 

蛇(天谷奴零)はエバ(東方天乙統女)に知恵の実(ヒプノシスマイク)を渡し、エバは「無花果」を手に入れた。

そして男たちは税金が10倍になり生活が苦しくなった。

命の木はエデンの東に存在している

(天谷奴のソロ曲に東の地に躍動する遺伝子って歌詞がありました。それを言いたい=天谷奴を中王区の西に置きたいがために彼はオオサカディビジョンに所属しているのだろう)

中王区のメンバー(といっても無花果と合歓だけど)が植物の名前なのは、エデンの園が植物の豊かな地だったから。

天谷奴の新衣装に十字架があしらわれているのも、聖書をもとにしたキャラクターだとしたらさもありなん

 

 

 

 

ということは、今後物語に出てくると予想されるのは不老不死をモチーフとした命の木の実。天谷奴零の目的は「命に関するなにか」なのかもしれないね。

 

あと、やっぱりヒプマイってこれから「新世紀エヴァンゲリオン」的な話になるんだと思う。父と子とか、母と子とか、永遠の生命とか。(両方とも「失楽園」のモチーフを使用しているなら当たり前ではある)

 

 

(以前こういう文章を書き、天谷奴零の目的は妻を死なせることじゃないかと考えていたんですが、逆に妻を生き延びさせる/生き返らせるためかもしれない。単に自分が永遠の命が欲しいのかもしれないけれども。)


山田一郎のお父さんとお母さんについての仮説(ヒプノシスマイク生命倫理編) - pyonkospicaの日記

 

あと蛇関係で細かいところを拾うとすると

・ヒプステの登場人物、軍の研究員「蛇穴」の存在。「蛇の穴」の主は誰かというとそれは「蛇」だろう。

・そもそも初登場時に海に千年山に千年住んだ蛇は龍に変わるって言って出てきたんだった。

 

 

 

 

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