ヒはHip Hopのヒ 有栖川帝統のラジカセ

 

※今回は妄想に妄想を重ねています

 

 

俺は東京生まれHip Hop育ち

悪そうな奴は大体友達

「Greatful days」Dragon Ashより

 

この曲が大好きで、山田一郎たちの戦いに区切りがついたらヒプノシスマイクの面々でいつかカバーしてくれないかなぁ・・・と思っています。中王区が女声を担当できるのでワンチャン来てほしい。

(余談ですが、どんなアンダーグラウンドがあるんだろう東京って怖いとこなんだなあと地方民としてふるえるわけですが、このリリックを書いた方は実際には幼稚舎コースに乗っていた裕福なご子息だそうです)

 

 

ところでH歴、これは

Hip Hop

Hear

Hierarchy

Heaven

の頭文字をとったもの

 

そこでふと思ったんですが、H歴ってラップパワー=力じゃないですか。例えばヒプアニ2話では強盗が一郎とラップ対決をしたけれどゆるいリリックを紡いだ強盗は負けちゃった。他にも完甘と寂雷、ヒプステの大蜘蛛弾襄様などたいがいの争いの勝敗はラップで決まる。その最たるものが東方天乙統のクーデターで、彼女が政権交代を成功させたのはヒプノシスマイクの助けと同時にやはりラップが上手かったからだろう。

 

ラップがうまい=強い

 

強さは権力にもつながるので、今のところそんな描写はないけれどH歴の男性たちはラップを勉強していたりするのかもしれない。(大変だな)

 

そしてラップというのはヒップホップの一分野なんでした。

ということはH歴だとヒップホップを学ぶことが教養とたしなみの証であり「ヒップホップ育ち」というのもやんごとない意味に変換できるのかもしれないですね。今日は家庭教師のラップの先生が来られるからバイオリンの練習は先にすませておきましょうね、みたいな。

 

 

だとしたら、肩にラジカセをかついだ有栖川帝統のあの立ち絵。

何をしてるんだ?と不思議に思うあの姿、H歴ではヒップホップに対する造詣の深さをしめす姿であり、古式ゆかしいラッパー道に則った美しい所作とされ上流の支配階級のアイコンとして映っていたりするのかもしれない。まさにHierarchyの象徴みたいに

 

 

ところで実世界にも少し通じるけれど、東方天の世にも「トウキョウ生まれHip Hop育ち」しか勝たん、という風潮があったりするのだろうか。

もしそういうのがあるならばヨコハマ、さらにオオサカナゴヤはきっと辺境扱いで、トウキョウの生まれでもHip Hop育ちでもないだろう。そういう一極集中のメインストリームをひっくり返そうとする成り上がり的な物語・・・というのも乙統女流「興業」のフックとなっているのかもしれない。

実際、新ディビジョンは受け入れられて盛り上がっているので、東方天乙統女はイベンターとしての才もあるようだ。

また、4ディビジョンで人気が安定していたところに2ディビジョンをいきなり追加するというどえらくギャンブル性の高い企画力をみるとさすが帝統の母だなぁという感想しかない。どうでもいい話ですが6ディビジョンってサイコロの目の数とおんなじですね。東方天乙統女はどう転がすつもりなんだろうか。