ヒプマイ2nd DRBで負けたけどオオサカはけっこうがんばったという話

 

ふせったーに書いたものを加筆して完全版にしました

 

みなさんオオサカディビジョンの持ち歌「笑オオサカ」についてどう思いますか。私は当初はコテコテなノリに引いてしまったのですが今では大好き。好きなところは「よう見ときや」って歌ったら「よう見とくで」って返してくれて「まあ見といて」って言ったら「ほな見とくで」って返ってくるところです。こんな愛にあふれた優しい世界を作り出せる人物はオオサカディビジョンどついたれ本舗とのび太のおばあちゃんくらいしか知らないぞ。

 

さて、ただいまヒプノシスマイクの華であるバトルシーズン中です。2nd.DRBは5/1の中間発表が終わった時点で、まぁえらいことが起こりました。オオサカの票の少なさですよ！
私が河西さん(ロショーツツジモリ)だったら数字を見て倒れてたし、あの場で立ち続けきちんとしたコメントを出せたのは本当にすごい。

 

中間発表の結果がこちら


オオサカ

11,022　ライブ票
28,888　CD票
39,910　合計

 

イケブクロ

35,757　ライブ票
51,785　CD票
87,542　合計

その差47,632
という結果。

 


今回の数字を見て考えてたんだけど、
・ひとり1ポイント(これが大きい)
・1票約4000円
という縛りがあるライブ票での得票比率が問題です。ライブ票とは何か？それは母数+浮動票の値です。好感度といってもいい。

 

あのライブをお金を払ってまで見た
11022人はオオサカに勝ってほしくて
35757人はイケブクロに勝ってほしい。

 

比率はおよそ1:3！？

25%の人にしか支持されていない。

人気ないなオオサカ！！！

 

というようにいきなりオオサカは苦しい現実を突きつけられました。
だけど光明はある。

CD票です。
オオサカは28888票で決して多い数字じゃないんだけど、そもそもオオサカの母数と浮動票はあわせても最大11022人くらいしかいないんだよ。だからCD票数が人口の2.6倍というのはそこそこすごい値です。


ちなみにイケブクロは35757人が51785枚を買ったので一人あたま1.4でおよそ半分。
ナゴヤは1.3、シンジュクは2.7、シブヤは2.0、ヨコハマは2.3になります。
(この値が小さければ小さいほど浮動票の割合が大きくなるので、イケブクロ･ナゴヤは浮動票が多かった=1枚買ってとりあえず入れた人が多い。全員がCDを買ったのかとか、ライブとCDで逆に入れた人がいるという話もありますが誤差の範囲だと思う)

 

つまり、オオサカは母数は少ないがCD票を複数入れるファンがちゃんとついている。すごいじゃん！無茶苦茶がんばった！！
じゃあ、オオサカのこの熱量をVRバトルに生かせれば！！！


最大限に希望的観測をするとして、
オオサカ派11022人が最大6票いれたら66132票
イケブクロ派35757人が1票だけ入れたら35757票

あれ？30375票しか差ができていない･･･
現時点での47632票差がひっくり返せない･･･
ひっくり返せない･･････

･････････････

 

そうです、ここでオオサカディビジョン推しの人口の少なさが、具体的にいうと

･オオサカディビジョンの母数の少なさ

･オオサカディビジョンへの浮動票の少なさ

が効いているのです。

 

ライブ票だけカウントすると

11,022　オオサカ
35,757　イケブクロ
32,881　ナゴヤ
20,146　シンジュク
30,993　シブヤ
24,470　ヨコハマ


ライブ票とは何かというと、母数+浮動票の値です。なので、オオサカ派閥はそもそも人口が少ない。人員が足りていないし、浮動票もほぼ得られていない。おそらくオオサカに票を入れたのはガチのオオサカ推しだけです。

 

ああ、どうやら投票においては人口こそパワーのようだ、ということがわかってきました。

10人が超がんばって100票入れたら1000票

1000人がゆるく2票入れたら2000票

母数の大きさがモノを言う世界なんだ。

 

というわけでオオサカディビジョンが勝つためには「とにかくオオサカ推しの母数を増やす&オオサカの好感度を上げて浮動票の獲得を目指す」しかないという結論がうっすら見えてきた。バトルで勝つためには少数精鋭だけでは勝てない、広く浅くにも愛されないといけないのだ･･･というのが今回の中間発表での学びであった。

 

そして迎えた最終結果発表

 

オオサカ

11,022　ライブ票

28,888　CD票

94,634　VR票

134,544　合計

 

イケブクロ

35,757　ライブ票

51,785　CD票

70,649　VR票

158,191　合計


その差23,647票

 

と、つまり負けたんですが、ここにきて奇跡が起こります。中間発表でのオオサカ票の少なさが同情と波紋をよび、あんなに得られなかった浮動票がオオサカに入っているのです。

ライブ後にはオオサカ:イケブクロで3:7もないくらいだったTwitterでの投票比率がVRでは最大6:4～5:5くらいまで回復しました。オオサカが勝ってもいいじゃんという人が増えたのです。

元からオオサカはCD票で見えた通り「ガチ勢はちゃんとお金を出す」人々なので、投票をがんばった+浮動票が合わされば敵なし。VR投票では1位を取ってしまったのだった。

 

全ディビジョンの得票数ものせておこう

ナゴヤ

32,881　ライブ票

42,207　CD票

69,323　VR票

144,411　合計

 

シンジュク

20,146　ライブ票

54,074　CD票

84,641　VR票

158,861　合計


ナゴヤ対シンジュクその差14,450票

 

シブヤ

30,993　ライブ票

62,747　CD票

87,928　VR票

181,668　合計

 

ヨコハマ

24,470　ライブ票

56,332　CD票

86,462　VR票

167,264　合計

 

シブヤ対ヨコハマその差14,404票

 

今回はとにかくシブヤが隙がなく強いというのがよくわかる。
  

 

決勝に進む勝者であるイケブクロ･シンジュク･シブヤはまだまだ戦いが続きます。どうでもいい話ですが、敗者がオオサカ･ナゴヤ･ヨコハマと地方ディビジョンが揃ってしまったのでH歴でも東京一極集中は問題となっていることだろう。神宮寺寂雷が地方に病院を建てたがったのもさもありなん。

 

決勝は“1つのトラックで3チームが三つ巴になる”と無花果が言ってたんだけど、元から険悪な飴村乱数と神宮寺寂雷はいいとして、どちらかというと友好的な仲間であった「山田一郎と飴村乱数がお互いをディスりあう」という悲劇が生まれてしまうのは必至なんだよね。ARBであんなに一郎のオタク話を2時間も聞いてくれた優しい乱数にいまさら何を言うことがあるのさ･･･

さらにヤバいことに、「神宮寺寂雷が山田一郎の過ちを指摘する」という可能性だってある。一郎くんはもっと行政を頼るべきじゃなかったのかい？一郎くんはなぜ天谷奴零の援助を拒んだんだい？それによって起こった不利益について弟さんと話し合いをしたのかい？一郎くんは何を隠しているのかい･･･？

なんだか決勝は闇しかみえません。かといって内省的な、自分の敵は自分風の楽曲にするとLight&Shadowの二番煎じになってしまうのでそれもどうかという話。同じバトルシーズン内で似た曲が出てくるのは、なぁ･･･

 

そういえばバトルシーズンといえば、ヒプマイのライブって“プレイグラウンド”と“バトルグラウンド”に分かれてるじゃないですか。それで今は“バトルシーズン”なわけで、そろそろ「下郎ども！興行のテコ入れのために企画を持ってきたぞ！シャッフルユニットだ！！」なんて“プレイシーズン”の始まりをデウス･エクス･マキナ勘解由使小路無花果が告げないか期待しています。いやもうほんとに。

 

そして最後にもう一度確認。気の早い話ですが第3回DRBに向けてオオサカディビジョンの者がやることは

・とにかくオオサカ推しの母数を増やす

・オオサカの好感度を上げて浮動票の獲得を目指す

となります。もちろんどこのディビジョンもやることは同じだわな。

なにわともあれ、お疲れさまでした！