2021ヒプライ7thのレポと感想です。
2021年8月7日
ヒプノシスマイク7thライブSUMMIT OF DIVISIONSのライブビューイングに行ってきました
セットリスト
1.ヒプノシスマイクD.R.B+
2.survival of the illest
3.hang out
4.おはようイケブクロ
5.パピヨン
6.なにわパラダイ酒
7.PCCS
8.yokohama walker
9.R.I.P.
10.ヒプノシスマイクrhyme anima
(れをるさん2曲)
11.ヒプノシスマイクG.O.D
12.笑オオサカ
13.開眼
14.hunting charm
15.re:start!!
16.TOMOSHIBI
17.black journey
18.famme fatal
19.joy for struggle
20.light& shadow
21.reason to fight
(DAさん2曲)
22.SHOW DOWN
23.ヒプノシスマイクD.B.A+
24.hood star+
25.summit of divisions
2019年の4thライブから2年ぶりの観客入りライブです。5thと6thの現地が全員消滅してから初の有観客ライブ。4thから公衆衛生的に世界はいろいろあって、思えば遠くに来たものだ。
ライビュ、私はJの7席という席だったんですが、J列にほかに誰もいないのにJ6(男性)とJ8(女性)とJ7(私)が連番で座らされるという不思議な配置になっていました。私が来たことでJ6とJ8の人がマジかよという雰囲気になり、こちらもほんとごめんという感じに。三人の全く知らない個人を連番にするのは気まずいのでやめてほしいのであった。
隣の方は男性ひとり参加ということで、珍しいなぁ、中王区ガチ勢かな、れをるファンかな、それともドラゴンアッシュを見に来たのかな???などと考えていたら手首に白と黒の左馬刻様とお揃いのブレスレットをしているのがわかり、左馬刻派だということがわかりました。同性に推されるってなんかいいですね。
館内を見た限りではヨコハマ・シブヤ・シンジュクのリングライトが多かったです。
感想
まず25曲も歌ってるのにびっくりです。贅沢すぎんよヒプノシスマイク。とにかく音がデカく、特に重低音がズシンとくる環境だったのでここ数年配信ライブやスマホで音楽を聴いていた者としてはいろんな曲が違った表情で迫ってきたことに驚きました。特にhunting charmとblack journeyはあんまりピンときてなかったんだけど映画館で聴くと無茶苦茶よかったです。
いつものようにおはようイケブクロは極まってましたね~。マリトッツォ買ってきてって言うかと思ってたけど一兄はそんなこと言いませんでした。領収書を碧棺様で切っていて笑いました。
サブローザ役の声優さんが色白でものすごく可愛くなっていて、斉藤壮馬氏の後継者(?)はこの人かもしれないとにらんでしまった。
ヨコハマが今回すっごく目を引いていた印象です。碧棺左馬刻役の声優さんがほんとに左馬刻そっくりのたたずまいで、ライブごとにだんだん似てくるから数年後には本人になってるんじゃないか。ライブ中に左馬刻が終始ムスッとしてるのが18人のなかでとても異質なんだけど、左馬刻からしたら負けた戦いに引っ張り出されてるので楽しくもなんともないのは当然だろう。みんながわちゃわちゃしてる中で「静」の所作が様になるいいディビジョンだなぁと思いました。
銃兎役の方も素敵だったなぁ…。銃兎の真面目なようで隠しきれないユーモアを表現できるのは駒田さんしかいないと思うので芸能活動休止などにならないように祈ってます。理鶯の方もウインクがチャーミングでドキドキでした。
シブヤは仲がいい…というか三人が精神的に助け合って舞台にたっているように見えた。どこよりもサンコイチ感があったと思います。乱数の声優さんのぬぼーっとした姿とかわいい鼻声と跳躍力は華があっていいなぁ。そして帝統!!帝統の声優さんのザラザラした声質はヒプマイをやるために生まれてきたに違いない。帝統の歌を聴けただけでもライビュ代の元はとれた。
麻天狼は安定の横綱相撲でした。寂雷の美声に一二三の抜け感、独歩は無茶苦茶歌がうまい。
オオサカはやはり『笑オオサカ』がスルメ系のいい曲だなぁとしみじみした。最初はコテコテであんまり好きじゃなかったけど、結局普遍的な「ここからがんばろう」という姿勢を歌っている優しい歌なので、じんわり染みる。
盧笙がねぇ、だんだんとどついたれ本舗の中心になってきてますね。own stageのころよりも格段にうまいし、キャラクターがはっちゃけてきていて最高です。hang out!の「アップデート」からの下りは盧笙を地味に追っている身からすると大輪の花が開花したようで泣きそうになりました。声優さんの努力もあるんだろうなぁという感じです。天谷奴零は文句なしに怪しく説得力のある歌唱が最高でした。
ナゴヤのキモは四十物十四くんではなかろうか。舞台上をヘラヘラしながらフラフラと動くのっぽな姿を見るだけでヤバいホルモンが出そうになる。かわいい。とにかくかわいい。かわいすぎて握りつぶしてしまいそうでこわい。
れをるさんのことを知らなかったのですが、椎名林檎っぽい方だと理解しました。そしてドラゴンアッシュ、greatful daysはもちろん無理としてもviva la revolution、ひょっとしたらlet yourself go let myself goが聞けたらすごいなぁと思ってたけど別の曲でした。kjはやはりだんだん古谷一行さんに似てきている。
というわけで1日目が終わりです。
2021年8月8日
ライブ二日目は現地参加
横浜のぴあアリーナMMです。
ヒプステのトラックが周囲をぐるぐる走っており、格好の撮影ポイントになっていた
セットリスト
1.hood star+
2.survival of the illest+
3.hang out!
4.あゝオオサカdreamin’night
5.Stella
6.bad ass Tempe funky sounds
7.シノギ
8.IWGP
9.笑わすな
10.絆
(スチャダラパーさん3曲)
11.ヒプノシスマイクGOD
12.笑オオサカ
13.開眼
14.hunting charm
15.re:start!!!
16.TOMOSHIBI
17.black journey
18.famme fatal
19.joy for struggle
20.light&shadow
21.reason to fight
(ドラゴンアッシュさん2曲。昨日と同じ曲)
22.SHOWDOWN
23.ヒプノシスマイクDRB+
24.ヒプノシスマイクDBA+
25.SUMMIT OF DIVISIONS
スチャダラパーが今夜はブギーバックをやった時に興奮で死ぬかと思った
実際イントロが流れた瞬間にヒュッと声が出てしまった。これを聞いた時に横浜まで来て良かったと心底思いました。またリングライトがまさにダンスフロアの華やかなひかりみたいなんだなこれが。
4階席でしたがホール自体が小さいために、アリーナ席だった大阪城ホールよりもよく見えた気がする。そして高さと傾斜が無茶苦茶怖い席でした。高所恐怖症の人はキツかったのではなかろうか。着席しないといけない席だったので(身を乗り出したらガチで落ちる席)ずーっと座って見てたんですが緊張からかなぜか終演後足がガクガクになっていた。足でリズムをとっていたからかもしれないけれど。
全座席とステージ全景に加えモニター係?の裏方さんの様子も見えるのが面白く、暇があればスタッフさんを見てましたが何をしてるのかはまったく理解できませんでした。アリーナAの後方がモニター係、4階の上部に照明さんがいました。
リングライトは赤青黄がやや多め。特に青は何個もつける強火ファンが多い印象。横浜開催だからヨコハマ推しが集合したのかもしれないです。グレーは光量が少ないのか数の割に目立ちにくい。オレンジと紫もけして少ないわけではなく、全ディビジョンまんべんなく散らばっていた印象です。紫は発色がいい光とぼやっとした光と二種類あるようで、たぶんバングル型ライトが鮮やかな色なんだと思う。とても綺麗でした。
あとはレーザーが無茶苦茶かっこいい。上から見てると幾何学模様が目まぐるしく変わり最高に素敵だったなぁ。あんな綺麗で凝ったレーザーが見れるのならスタンド席もわるくない。
あっDJ U-ICHIさんは4thの時からあいかわらずの可愛さでした…
現地で全景見れたということから感じたことがいくつかあったので記録。
衣装がかっこいい
1日目より2日目の衣装のほうが好きかも。一二三は1日目のほうがフォーマルで華やかだったので1日目がジゴロで2日目がひふみんだったのではなかろうか。
理鶯の声優さんの2日目衣装がとてもお似合いで良かったです。理鶯は軍人という職業柄、これまでミリタリーぽいごつめな衣装が多かったんですが、今日はさらっとしたシンプルなブルーのパーカーにキラキラした飾りがついていてものすごく可愛かった。ナチュラルでありながらドレッシーで最高。フードをかぶって歌う場面が何度かありまぶしくて目が潰れるかと思った。
ナゴヤはとても盛り上げ上手
だいたい「よく動くチーム」と「静かなチーム」に分かれていた気がします。動くのはイケブクロ、シブヤ、ナゴヤで静かにしているのはヨコハマ、シンジュク、オオサカ。声優さんの年齢や気質によるのかな、自分の出番じゃない時でもイケブクロとシブヤとナゴヤはステージ上でとにかく踊っていました。特にサブローザの声優さんと空却の声優さん、天国獄の声優さんは手のフリが大きく、いまどんなフリをやったらいいのかよくわからなくなったらナゴヤディビジョンを見て同じ動きをしていれば間違いなかった。私はひたすら天国獄氏を凝視して動きを真似していました。
light&shadow、正直そんなに好きな曲ではないんだけど実物を見たらむっちゃくちゃよかったです。ラップバトルというかちょっとミュージカルなのかもしれない。特に独歩と天国獄さんの社会人対決バースがなんか社会の歯車である自分的に異様に身につまされて、独歩の「常に上から目線 人を見下してる奴には 平社員の意地とプライドかけて倍返しだ」には共感しかないし、天国獄の「見当ちがいすぎて検討にも値しない 先行の言いがかりに返答もする気ない」のくだりには痺れた。いちど言ってみてぇ~
オオサカは動かない
ワイワイ賑やかなお笑い担当かと思いきや、ステージ上のオオサカディビジョンはとても静かでした。確かに『笑オオサカ』や『なにわ☆パラダイ酒』なんかは賑やかパーティーチューンぽいんだけど、じつは彼らは頭の回転の早い漫才師とシュール芸の数学教師と軍属科学者という面々。楽曲ももともとは『あゝオオサカdreamin’night』出身なのでどちらかというとクレバー属性なんだな。特に盧笙が終始緊張感のある雰囲気でクールでした。
そういえばなんとなく、“そもそもの人間性がなんか面白い”ヨコハマディビジョンと、“意図的な笑いを構築したい”オオサカディビジョンで対になってるような気もする。
SHOWDOWN
昨日はよくわからないまま終わった決勝曲SHOWDOWNです(DAの生演奏で歌うなんてこんな贅沢があってよいのだろうか)
ライブでは歌詞が表示されていたから理解しやすく、なんかいい曲のような気がしてきた。サビが切ないですね。おそらく歌詞の
賽子(ダイス)に施す乱数調整
夢の中にまで見たこの勝勢
後世に残る名は他にないね?
永遠に語り継げFling Posse
で帝統・乱数・夢の/小生(幻太郎)を織りこんでいて激アツ。永久に語り継げFling Posseという歌詞からも今回はシブヤの優勝が既定路線だろうし、それでいいんじゃないか。
人が多いしかも全員ヒプマイファン
毎回ライビュ/ライブで何が感動するかって、あそこにいた何百人何千人ってみんなヒプマイの話が通じる人なんですよね。実生活でヒプマイの話をする人に1回しか会ったことがないからあんなにヒプの者がいるのがほんとに奇跡のようだと思う。「マーブルとステラどっちが好きか」とか「baseとEW123どれがかっこいいか」とか「乱数と寂雷どちらの肩を持つか」で全員朝まで議論できるんだろう。はぁ~語り合いたい。
2年ぶりのライブは本当に楽しく、前回よりもさらに声優さんが極まっていました。ヒプマイはもう異次元の神話的コンテンツになりつつあるぞ。家に帰って崎陽軒のシウマイ弁当を食べながら、リングライト綺麗だったなぁ、楽曲がほんと好きだなぁ、いろんな人がいて楽しかったなぁ、次のライブ早く開催されないかなぁ、と夢心地です
ちょうどライブ前にヒプマイチームが手がける新プロジェクト“カリスマ”の発表がありましたが、ヒプマイも末永く続いていってほしいと心から願っています。
最後になりましたが