君の名は　毒島メイソン理鶯考察

ポッセの次はマットリについて書く気だったんですが、なにぶん私は社畜の身・・・
平日はまとまって書く時間がとれないので、今回は毒島メイソン理鶯について単独で考えようと思います。理鶯くんはヒプノシスマイクのキャラクターの中でも特に考察したくなる存在だ。

毒島メイソン理鶯　28歳　元海軍一等軍曹
mcネームは『Crazy M』

彼に添えられた言葉は
『そのために死ねる何かを見つけていない人間は、生きるのにふさわしくない』

理鶯はアメリカと日本のハーフです。ヨコハマの森でサバイバルクッキングをしながら軍の再興を願っている心優しきナイス・ガイ。
階級は一等軍曹。28歳にしては出世してるみたいですね(ゴールデンカムイの月島軍曹は30代前半、ケロロ軍曹は人間でいうと40代だとか)

彼の立ち絵も素敵です。みなさまご存じのアレです。認識票をくわえてこっちを見る理鶯です。セクシー

認識票とはざっくり言うと軍の人が首からさげてるプレートです。名前や所属等が書いてあって、2枚セットになっています。ドッグタグともいうようです。
兵士が死亡した際、１枚は遺体の識別用に口の中にいれておきます。認識票には切りこみがあり、死後硬直が起きて口が開かない場合は切りこみを歯にかませてぐいっと開けるようです。もう１枚は死亡報告用に持って帰るらしいです。

あれ？

なぜ理鶯の認識票は１枚しかないのでしょうか。
なぜ理鶯は認識票をくわえているのでしょうか。
なぜ理鶯は年のわりに階級が高いのでしょうか。

・・・

毒島メイソン理鶯氏は公式には殉職しているんではないかな。理鶯の、描かれていないもう１枚の認識票は彼の家族の元に還ったのではないでしょうか。そして、死体である理鶯は黙して語らず認識票を口にいれている。殉職により二階級特進したため少し階級が高くなっている。

彼は死にました。死亡届が出され戸籍も死亡扱いになっています。なので部屋が借りられないのでは？
だから森でサバイバルせざるを得ないのではないでしょうか？

ではなぜ彼は死ぬことを受け入れたのでしょうか。軍の命令？なんらかの取引？くわしいことはわかりませんが、確実なのはたったひとつ。
もちろん『そのために死ねる何かを見つけた』から。

というわけで彼は死にました。
ヒプマイ世界においての公式文書では、彼は存在しない人間となっていることでしょう。
でも、自分自身の存在を消され、森でひとりで生きているとだんだん静かに狂って(Crazy M)くるんですよ。
だって彼は死んでいるんだけど、彼の身体も心も確かに生きているんだもの。

じゃあ、いま、ここにいる自分は何者なのか？
だから理鶯は叫ぶんです。

what's my name？と。

以下つっこみ

・日本では死亡扱いになっていてもアメリカ国籍持ってるならアメリカでは暮らせるね！

・人目を忍んでるのにラップバトルに出たらだめだよ！