ヒプノシスマイク10thライブ≪LIVE ANIMA≫感想

 

2024年4月6日土曜日&4月7日日曜日、二日目にわたって幕張メッセでヒプマイの10thライブが開催されました

というわけで感想です。

ところで今回は幕張メッセという場所に土地勘がなく、おまけに気力体力もまったくないので、ライブ需要でそこそこお値段の上がっている最寄りのホテルを思い切って二泊とり(財布が痛い)、空き時間はベッドでダラダラ過ごすというプランにしました。

ヒプマイのライブには4thから参加しているんですが初の遠征両日ということで大興奮です。たしか4th7thは両日参加できない仕組みになっていた記憶があり9thも両日参加はちょっと難しかったような?

今回10thはセトリがホーミーズとフッズに分かれており、day1day2で大幅に変更される予定なのでどうしても両日見たかったのでした。

新幹線に乗りながら思ったんだけれど、ヒプのライブを見に西から東海道新幹線で来るオタクが目指す降車駅が

7th 新横浜 (ぴあアリーナMM)

9th 品川  (有明アリーナ)

10th 東京  (幕張メッセ)

と順調に一駅ずつ東に進んでるの面白いですね。

スタンプラリーしているみたい。そしてだんだん中王区に近づいてるのがまるでじわじわ王手を狙っているみたいで殺意が高くてめちゃいいです。

 

day1セットリスト

RISE FROM DEAD

Hypnotic Summer

Bring it on

ジンギ (Pay Respect)

SANITY

New World

Dive in

AN IDOL

We go with the flow

PUMP IT UP

FIGHTER'S ROAD

Femme Fatale

Verbal Justice

WINK

Rivals!

毎度!生きたろかい! ~OSAKA Big Up~

Get busy

夢の彼方

Move Your Body Till You Die!

HIPHOPPIA

楽園ベイベー

JUMP with chay

SUMMIT OF DIVISIONS

Next Stage

Hoodstar +

 

こんな感じだったかと思います。

今回はなんといってもセンターステージの存在が大きかった!私はC10というブロックにいて、こういうのはAブロックしか勝たんのだ相変わらず自分は席運が悪すぎるなぁという気持ちで入場したら超びっくり。センターステージの真横でした。いつの間にか理鶯の声優さんが10mしか離れてない場所にいて、肌の質感までわかりました…。理鶯と三郎、独歩、帝統の声優さんは10mの至近距離で見えました。C10側には3番手が来るのかと思ったけど天谷奴・獄の声優さんは記憶にないからたまたまなのかも。変わりに盧笙の声優さんをよく見た気がします。

センターステージはおおよそ4割くらい?の確率で使用されたので声優さんがめちゃくちゃ近い。なのでC4とC10、さらにD5〜9はセンター前なので地味に激アツブロックなんだと思います。C10 はトロッコが真横を通る場所でもあるので左を向けばセンターステージ真横、右を向けばトロッコ真横という感じでした。ありがとうFCヒップスター

今回はトロッコが走りまくるので後方も楽しそう。これまでは後方天井席は小指大くらいの声優さんを見続けることが多かったんだけど、トロッコがぐるんぐるん走りまくることでいい意味で緊張感のあるライブになったなぁという印象です。むしろ、センターステージと爆走トロッコは高低差のないフラットな大箱である幕張メッセという場所を生かしたライブの最適解だと思う。今回のライブを考えた方すごい。

セトリもいいんですよね今回。なぜか、これまでライブであまり披露しなかったアニメ曲を中心にし、さらにEP曲も盛り込むことで新鮮さ抜群になっていました。ステラとかあゝオオサカ〜とか、大大大好きですが毎回聞いていると、贅沢な話だけどちょっとマンネリズムに飲み込まれがちだったからなぁ…いやほんと贅沢な悩みなんですけどね。普通そんなに名曲って出ないのにSSR曲をヒプはポコポコ抱えてるからすごいコンテンツなんですよ本当に…

また、中王区が3曲だけ歌って下郎どもの監視をするからという理由でさっさと帰ったの爆笑しました。個人的には中王区の曲大好きなんだけど、中王区って苦手な人もいるだろうなぁとも思うので、ちょっと物足りないな、もっと聞きたいなって思わせる塩梅がうまい。

そして毎回1ヶ月前くらいに発表されるゲストが当日まで発表されず、シークレットとしてRIP SLYMEが来たのも最高だった。スー氏とペス氏はいなかったけれど、これでもう日本のチャート系有名ヒップホップチームは網羅したんじゃない?

 

幕張メッセの構造を生かしたみんなが楽しめる演出

・アニメ曲EP曲を中心にした斬新なセットリスト

インパクトを残しさっさと帰った中王区(中王のロゴのレーザーすごく良かった。winkも大好きなので生で聞けて大感激)

RIP SLYMEを隠し通す

たぶん、今回かなり演出を練った人たちがいるんだろうな…関係者の方の頑張りに敬礼です。

 

声優さんのステージングで記憶にあるのは、生ヒップホピアは迫力があったこと、近くで見るとヨコハマみんな肌が白くて綺麗でびっくりしたことや銃兎の声優さんがジンギの高速ラップを成功させて盛り上がったこと、乱数の声優さんが耳のある服を着ていてデカくて可愛かったこと、独歩の声優さんがファイターズロードの入りで野球のスイング?のような動きをしていて大変面白かったこと(銅鑼を叩く真似だったのかも)、盧笙の声優さんのリオーズブートキャンプのヘロヘロ具合が面白かったこと(簓と盧笙の漫才曲も良かった。どついたれ本舗第一部完って感じ)、十四くんの声優さんがトロッコの上から手を降ってくれて可愛かったこと…など。

最後に、day1の裏MVPだと思ったのはリオーズブートキャンプの際に柱の側で真剣にブートキャンプされていた半ズボンのダンサーさんです。動きにキレがあって見ていてとても楽しかった!途中のゲテモノメニュー陳列コーナーのときも一つ一つパントマイムのような動きをしていて細かいなーと感動しました。それにブートキャンプを一切笑わず真面目な顔で真剣にやっているのが凄くて、それがこの曲のユーモラスな世界観にぴったり合っている。そもそも理鶯というキャラクターが「真面目にヤバいことをやる」という時に生まれる可笑しさを体現しているような人なので、ダンサーさんの理鶯観、ブートキャンプ観の解釈はまさに大正解なんだよな。素敵な仕事を見せていただきました…

 

day2セットリスト

RISE FROM DEAD

Hypnotic Summer

Bring it on

ジンギ (Pay Respect)

SANITY

New World

Dive in

AN IDOL

We go with the flow

PUMP IT UP

FIGHTER'S ROAD

Femme Fatale

Verbal Justice

WINK

白と黒 

悪魔の華

Viva la liberty

Closer

ポジティブ my life

燐火

楽園ベイベー

JUMP with chay

SUMMIT OF DIVISIONS

Next Stage

Hoodstar +

 

day2です。

時間に余裕があったのでキッチンカーに行きクリアカードを引き換えたりしました。
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なぜ今回の下郎どもは裸にされているのだろうか…

ところでカバンなどにししゅうマスコットをつけているヘッズが何人か見受けられたのがとても興味深かったです。すごく可愛いし私もコンプリートしてますが、2019のグッズなので息の長さにびっくり。確かに他にはないデザインなんですよね。ARBのちびキャラにとても似ているので親戚なのかもしれません

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幕張という場所に初めて滞在したんだけど、メインの建築物同士が歩道橋で繋がっていてものすごく便利で楽しかったです。まるでドラクエの街みたい。駅もすごく近くホテルは多く飲食店もあり(プレナ最高)ライブ会場として理想的な立地。インテックス大阪に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいよ…(ごめん)

day1はC10という、そもそもがすごく席運がない中で過去最大の神席だったのに対して、今回はH11という後方よりの席。なぜここになったかというと理由があって、ヒプ初の機材解放席にあえて座ってみたかったというわけです。好奇心に負けた。その結果どうだったかというとなんにも見えませんでした。どれくらい見えないかというと4th城ホールアリーナくらいなんにも見えない。(わかりにくい例え)

すごく遠くはないんだけど段差がないのがやはりキツくて、背の高い人なら親指くらいになった声優さんがメインステージやセンターステージで見えたと思います。私は早々にあきらめてモニターと会場の様子とトロッコに注力し、day1で眼の前でリオーズブートキャンプをやってくれたダンサーさんの名前をダンスコーナーを必死に見て把握することをday2の目標にしました。(→Protecterさんというお名前だとわかりました)

 

ロッコで近くに来た盧笙役の声優さんがこっち方面に向けて指ハートをしてくれて、私個人に対してじゃないけれどぶっ倒れそうになりました。

毎回思うんだけどヒプのライブって本当にレーザーが綺麗だし炎やスモークも盛り上がるし今回はラストに金銀の吹雪まで飛んで素敵ですよね…特に今回はモニター上部に円形に曲目と名前や所属ディビジョンがくるくる回っているのがめちゃくちゃカッコ良かったです。

2日通して聞くと、特に

・ジンギ

・PUMP IT UP

・FIGHTER'S ROAD

の地肩が半端無く強くてめちゃくちゃ楽しいし盛り上がる。アニメ曲だからと言ってこのままライブで封印されるのは本当に!もったいないと感じました。AN IDOLもシブヤの小悪魔的な雰囲気に合っててすごく好き。特にジンギはどうにかしてヨコハマの正規曲?に昇格できないもんだろうか…アニメの挿入歌の域を超えた名曲だと思うんですよね…

思えばヒプアニ1期の時にもFallin’という大名曲が生まれたんだけど、その後ライブで一度も披露されることはなく幻の名曲となっている(個人の感想です)ので、ジンギもこのまま消えていくんだろうな…とさみしく思う。ところでFIGHTER'S ROADを制作したCHI-MEYさんはナウサデズイクとかdropsとか他にもいろいろヒット打率が高すぎるでしょ!今回ロビーにCHI-MEYさんからのお花が来ていたのもあって実力確かすぎるだろ…と震えた。

フッズのセットリストは燐火が最高で会場でじーんと泣きそうになりました。左馬刻様という人のこと一生大好きで忘れないかもしれない。なんか今回ヨコハマの話ばっかりしている気がするけど2023年のヒプマイはヨコハマ曲が旬だった気がする。ジンギ、PUMP IT UP、燐火、Move Your Body Till You Die!、白と黒…と全部良すぎた。いまのヨコハマはシナリオ上のキャラクターのカッコよさとコミカルさの配分がいい感じなのかもしれないですね。winkも最高だったし10thの碧棺兄妹楽曲方面でもつよすぎるでしょマジで。

6月から7ディビジョン連続CD発売も告知され、新しいスマホゲームの告知もされ(ヒプアニとかヒプステとかヒプ米とか、なんでも4文字に略すのが大好きなヒプ公式がヒプマイドリンクを「ヒプドリ」と呼ばなかったのは同名のゲーム開発中だったからって伏線回収激アツすぎた)2024年もヒプマイイヤーとなりそうです。ラップってたのC!

 

泊まっているホテルのコーラが220円で、リアルに「コーラが220円?高すぎんだろ…なんでホテルの自販機って高いんだろうな…」って言ってしまったf:id:pyonkospica:20240421083052j:image