day1 10/1
2022年10月1日土曜日、ヒプマイ8thライブのオオサカライブに行ってきました。
今回はヒプマイ初のディビジョン単独ライブということで会場は中之島、グランキューブ大阪です。入口にテレビの取材が来ていました。
自分のわるい癖だと思うんだけど、あんまりライブに行くときに道順を調べないタチで、じゃあいつもどうやってたどりつくのかというと同じライブに行くっぽい人についていくというライフハックを使用していた。確かに数万人が参加するヒプマイライブではその方法は有用なんだけど今回キャパが3000もない会場であったこと、そして調子に乗ってダラダラ歩いたことにより途中で他の参加者を見失い完全に迷子になり、18時10分の時点で完全に詰んだ(19時スタート)
まさか大人になってあんなに心細い思いをするとは。中之島を完全になめていた。結局グーグル様になんとか連れてきてもらったが絶望のためか蕁麻疹が出て、帰宅した今もとてもかゆい。
セットリスト
01.Survival of the Illest +
02.ヒプノシスマイク -Glory or Dust-
03.Hang out!
04.あゝオオサカdreamin'night
05.なにわ☆パラダイ酒
06.Own Stage
07.Under Sail
08.FACES
09.Count the money
10.Tragic Transistor
11.コメディアン・ラプソディ
ゲストライブ Creepy Nuts
堕天
のびしろ
12.SUMMIT OF DIVISIONS
13.笑オオサカ!~What a OSAKA!
14.縁 -ENISHI-
15.ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +
16.ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- +
17.Hoodstar+
18.CROSS A LINE
むちゃくちゃ楽しかったです。これまでライブの座席運があんまりなかったんだけど、なんと今回A席を引いてしまったのですごく近くで演者の皆さんを見ることができた。いつも豆粒のような声優さんが、ちゃんと人間として実在を感じられる位置にいました。たまーに画面に客席が映ると、自分のリングライトも画面に映っていてものすごく興奮した…
印象に残ったこと
なにわ☆パラダイ酒
サビの部分は天谷奴零の声優さんが中央で歌うんだけど、真っ直ぐ前を向いて脚を120°くらい開脚した姿が美しいコンパスにそっくりでむちゃくちゃかっこいい。
Under Sail
ものすごくライブ向きのダンサブルな曲。もとから大好きな曲だけどライブでやられると爆弾のように盛り上がるキラーチューンだと思う。モッシュが起こらないのが不思議なくらいの雰囲気だった(ような気がする)。私にダンスの能力があれば踊りまくれるのに…!(会場でのジャンプは禁止されています)
Creepy Nuts
クリーピーナッツさんは喋りがうまいし気配り上手だし、会場が大盛り上がりだった。『のびしろ』という曲が特に素敵だった。クリピに
俺らまだのびしろしかないわ
とこちらを向いて指差して断言してもらえて、ほんとに自分にもまだのびしろしかないのではないかと錯覚してしまった。
ヒプマイにハマってからというものの、Dragon Ashにスチャダラパーに山嵐に餓鬼レンジャーにクリーピーナッツに、いろいろなものすごい方を生で見ることができて最高によかったなぁとしみじみする。
途中で明らかに長い間ぐらぐら揺れたので、地震が起きたと思い周りを見ても誰もそのような気配はない。あちこちに立ってるスタッフ?警備?の人たちも気にしてる様子はない。どうやら観客の動きで座席がぐわんぐわん揺れているのです。その証拠に、メロウな曲では揺れず、盛り上がりが激しくなると揺れるのだ。私のいたあたりだけなのかな?ちょっとびっくりしました。
このCONNECT THE LINEというライブはヨコハマ始まりで、ヨコハマライブはライブビューイングに行きました。4thライブの頃にはたくさん上映館があったのにどんどん減っていくのが寂しいので、観客として参加しライブビューイング需要をアピールしたいのである。しかしやっぱり現地が一番だと思いました…6ディビジョン全て現地で見たかった。そういうことが今回可能かどうかわからないけれど、ヒプ友をたくさん作って同行者を駆使すれば全ライブ制覇できるのだろうか…
関東にイケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュクの4ディビジョンがあるので関東在住だと複数のライブに行きやすく、遠征もオオサカ・ナゴヤの2ヶ所で済む。ということは、ヒプの活動をするならやっぱり関東に住むのが一番いいのかもしれませんね。
そういえばヨコハマのライブでハッとしたのは、『HUNTING CHARM』を作ったアイスバーンさんが「シブヤの野郎どもに負けて一番悔しいのは俺だっつうの」と言った場面。ヒプのバトルって、戦ってるキャラクターを優勝させるために代理戦争としてファンがCDを積んで戦ってるんだけど、実はその上に「楽曲提供者の戦い」というものも存在していたんだった。ディビジョンラップバトルとはいろんなレイヤーで出来てる重層構造ですごい仕組みなんだな…とあらためて気付かされた。
さて、簓の声優さんが明日も同じお客さんなのかと冗談を言っていたけれど、自分に関しては明日も同じ客です。初の両日参戦なのであった
day2 10/2
ありがたいことに両日申し込んだら両日とも当選したので2日目も参加してきました。1日目はA席だったんだけど2日目はB席の一番前の列、つまり16列目。今回席の運が良すぎてびっくりした。しかもセンターど真ん中だったため、イメージとしては25mプールの向こう側に声優さんがいるくらいの雰囲気。おーいと言ったら応えてくれそうな近さでした。その前につまみ出されるか。
セットリスト
1日目と同じですがゲストが違います
ゲストライブ SHINGO☆西成
うしろきいつけや
大阪UP
SUMMIT OF DIVISIONS
SHINGO☆西成さんは『笑オオサカ』の作詞をされた方です。笑オオサカ大好きなのでどういう人が作ったのか知れてよかった…。晩ごはんはスーパー玉手の半額弁当というリリックが表すような、関西のちょっと深いところ出身の方のようです。シンゴさんはたぶん笑顔や愛や楽観という概念の存在を信じている/信じようとしている方で、その無茶苦茶真っ直ぐなメッセージに涙がでそうになった。笑オオサカの
ああでもない こうでもない
とかいう外野は気にするな
へ~でもないカネもない コネもない
なんにもない からはじめて
苦労はどうってコトない
他にはない ほっとかない 絆固い
これくらい出来なきゃ漢じゃない
傷と真実の闇は深いけど
やるしかない 志高い
の部分とかほんとシンゴイズムですよね、なんにもないけどやるしかないねん!!!という気高い心のお話なわけです、笑オオサカ。たぶん。
印象に残ったこと
・天谷奴零推しの女子が思っていたよりむちゃくちゃいます。46歳子持ち髭おじさん詐欺師、しかも物語的にもダークサイドにいるという異質なキャラクターにもかかわらず、天谷奴単推しの人が会場にゴロゴロいます。オオサカの女はふところが広くて最高すぎる。
・男性が意外にいます。全体ライブより男性比率が高い気がする。カップルの片割れの方もいるんですが普通にのびるバッグやヒプマイリュックなんかを持って一人で来てるお兄さんもいます。ヒプみたいなわりと女性向けなコンテンツに興味を持ってもらえるなんて…ヒップホップの力だろうか
・個人的にものすごく後悔してるのは、今回の8thライブTシャツを買ってなかったこと。なんかオレンジ派手で恥ずかしいなー、ディビジョンTシャツ(白いTシャツにどついたれ本舗の服がかいてあるというえらくメタいデザイン)着ていけば大丈夫だろ、と思ってたら甘かった。だいたい1/3の人はライブTを着ており、残り半分の人は自前のオレンジ系の服を着ています。ドレスコードが完全にオレンジであり、会場がガチでオレンジに染まるので、ディビTだと他校の学祭にまぎれてしまったみたいな気分になりました。正直心細かった。もし時を戻せるならばノスタル爺みたいに「ライブTを買えーっ!!」と過去の自分に叫びたい。これを読んでいるこれからライブ参加の方、だまされたと思ってライブTを買ったほうがいいです。
1日目も楽しかったけど2日目も最高に楽しかったです。楽しさでは4thライブが至高だと思ってたけど並んだ感じ。いつもあまり喋らないDJU-ICHIさんが、どついたれ本舗は最初4thで自分の後ろの舞台から初登場だったけど、そこから3年たって今は自分の前で歌っていて感慨深いといった内容のお話を震える声でされていました。そういえばDJU-ICHIさんも4thからの参加なのでオオサカ・ナゴヤとは同期みたいなものですね…ヒプマイもだんだん歴史が積み上がってきたなぁ…
最後に「声優さんたちが客席をどつくとハンズアップした手を下げる」という遊びがあったんだけど、それもすごく楽しく盛り上がりました。前からウエーブで手をおろしてみてという無茶振りに応えた下手の観客たちがほんとに上手で綺麗だった。
私はどつかれた時、胸を押さえて倒れるふりを思わずしてしまった。そういえば探偵ナイトスクープかなんかで見た気がするけれど、相手を銃で打つ真似をしたら関西人はほとんどノリノリで倒れるそうです。
ヒプの番組なんかを見ると、簓の声優さんって全体の中ではいじられキャラなんだけど、たぶん場のリーダーになったほうが実力を発揮できる人のような気がします。両日ともにとてものびのび楽しい雰囲気でMCをされていました。
行く前は全体ライブのほうが曲も多いし楽しいのではないかと思ったりしたんだけど、実際行ってみたら全然そんなことはありませんでした。会場も小さいから近くで見れるし、単一ディビジョンのファンが揃っているのも圧巻。好きな曲は両日聞けて最高。できたら3DCGライブのように毎年やってもらいたい。
同じセットリスト2回も見なくていいから土日のどちらかで1回ライブに行けたらいいや、全体ライブじゃないからスケールダウンかも、ライブTもいらないだろ…という自分の浅はかかつ凝り固まった考えをこ
とごとくぶち壊された今回のライブ。なんでも経験してこそ日々の学びがあるんだなぁ…つまりWe need wisdom.ということなんだろう。
さて蕁麻疹の話なんですが、土曜日から波があるもののずっと出続けてかゆいので月曜日に病院にいったところ、文化祭などのイベントが終わったあと等の気が緩んだ時にも出るけどそういうイベントはなかったかとお医者さんに聞かれました。ヒプマイのライブに土日参加してはしゃぎましたとは言えずちょっと言葉を濁してしまった。