ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3DCG LIVE “HYPED-UP 02”感想

 

2022年11月5日土曜日

ヒプノシスマイク3DCGライブ02に行ってきましたf:id:pyonkospica:20221105171442j:image

むちゃくちゃいい天気でした。コスモスクエアで降りたらインテックスまで参加者がぞろぞろ歩くんだけど、メンバーの中に「オタクっぽい量産型なんだけどどのディビジョンのファンか見た目ではわからない若い女の子」がわりといて、CGライブは客層が違うなぁとか思っていたら彼女たちは途中でみんな右に曲がりシャトルバスに乗り込んでいく。どうやらENHYPENという韓国のアイドル?のライブがあるらしく、そのファンもコスモスクエアに集まっていたのだった。ENHYPENの民が抜けた後はのびるバッグや缶バッジをつけたヒプマイの民だけの行進となった。のびるバッグはもはやヒプの民の制カバンと化した趣きがある。

去年(01)も行ったし余裕だろうと思って開演30分前に行ったらトイレが大混雑でいきなり詰みかける。また、チケットの写真と本人が一致しているかを係の人が目視で確認するコーナーがあって、これって効果あるのかなぁ他人のチケットで入るとか無理ゲーだろスイスイ進んでるしほんとに顔とか見てるのかなぁ…とか思っていたらなんと自分が顔確認で引っかかり、マスクをとってしっかり顔を見せることになってしまった。電子チケットになって私が参加するのは5回目のライブとなるが、実際に本人確認で引っかかった人を初めて見たしそれが自分だったことがなんとも言えず笑ってしまった。

 

セットリスト 11/5初回昼の部

1.CROSS A LINE
2.Hoodstar+

一郎・理鶯・幻太郎・寂雷・盧笙・獄のMC

3.縁

4.あゝオオサカ

5.でらすげえ宴

6.Bad ass temple funky sounds

7.シンクロシティ

8.ShinjukuStyle

9.とりまget on the floor

10.PCCS
11.SCARFACE

12.YOKOHAMA WALKER
13.IWBP

14.IWGP

三郎・銃兎・乱数・独歩・簓・十四のMC

15.笑オオサカ
16.開眼
17.パピヨン
18.キズアトがキズナになる
19.シノギ
20.おはようイケブクロ

二郎・左馬刻・帝統・一二三・零・空劫のMC

21.TDD LEGEND
22.UNITED EMCEEZ

23.Survival of the illest+

 

たしかこうです。23曲かな?今回セトリが全6パターンだと発表されており、これはAパターンだそう。

なんと、あらゆる意味でヒプ最強のキラーチューンStellaがありません

最後のSurvival〜はヒプマイライブ初のアンコール曲では?少なくとも4th以降のライブでは初めてのアンコール成功のはず。ヒプのライブ、いつもラストの曲をやったら即退場という方式なのでアンコールという概念が生まれたことに驚いた。

私の席はSS4ブロックで、前回がSS6だったので「2ランクアップだ!これは最前ブロックに違いない!」とか思ってたらまったくそんなことはなく、全体的に前回とまったく違うブロック配置になっていたし、なんなら今回のSS4は前回のSS6とほぼ同じ場所なのであった。下手端の見にくい席です。また、パイプ椅子ぎっしりでむちゃくちゃ狭い!01の時はコロナ猛威だったので意図的に空席が組まれていたっぽかったけど、今回は席を詰めに詰めまくっているので寿司詰めです。これがほんとのヒプノ寿司マイク、ってうるさいわ

 

感想

またしても、女性恐怖症の伊奘冉一二三が観客を見ておびえるシーンが挿入されていた。しかも2回も!!!一二三は前回のCGライブでも客席の女性を見ておびえるという場面があり、我々の女性性とそれの持つ加害性ということを考えさせられたのだけども、今回も超〜こわがっていた。前回よりも恐怖の動きがリアルになっており、中腰になって向こう向いてブルブルふるえていた。ヒプマイは精神干渉ラップで爆発だとか腰まである髪を切らない35歳外科医のようなファンタジックな世界かと思いきや、一二三の恐怖症の扱いはリアリティゾーンなんだなぁとCGライブの度に気付かされる。個人的にはそういうところ真摯で大好きです。

 

今回、キャラクターの背中が見どころのような気がする。ガードがかたく背後を見せないキャラも何人かいたが、特に左馬刻様はきっちり長回しで少なくとも5回は美しい背部を見せてくれた。左馬刻様の背中フェチの民は絶対行ったほうがいい。寂雷も1回ターンするシーンがありくるっと背中が見えていたが、ひらひらした服装も相まって優雅なお姫さま(?)のようで素敵だった。

 

全体的に前回より動きナチュラルになっていた気がする。理鶯はいつもかがんだり腕をあげたり派手な動きをするので作画コストが高そうだなぁと他人事ながらハラハラする。乱数はX脚かってくらい内股になっており完全に女子のモーションであった。

 

どついたれ本舗…というか簓と零が大声で笑うだけというコーナーがあり狂気を感じる

 

問題のMC部分。まずは一郎・理鶯・幻太郎・寂雷・盧笙・獄という面白いに決まっているメンバーから始まった。緊張をほぐす方法について話し合うんだけど、寂雷が「熱には首や脇の下を冷やしたらいい」と言ったらそれを受けて理鶯が「小官持参の氷嚢を使うか?」と返したために完全にツッコミ不在の空間が始まってしまい、マスクの下で大笑いしそうになった。氷嚢持ち歩いてるの理鶯?

MC時は寂雷の隣が獄になっていて、熱くなった獄を寂雷がなだめるという(その対応で獄がまた怒るという)お約束のやり取りをしていました。獄は今回、登場する度にたぎってきたとか熱くなってきたなどと言っており今回のライブを誰よりもむちゃくちゃ楽しみにしていたのが伝わってほっこり。

幻太郎は緊張をほぐす秘術を教えようとするのだけど2回とも阻止されていた。そして幻太郎のやる簓のモノマネがむちゃくちゃ似てます。ボケ揃いのチームを盧笙がキレ芸でまとめ、ついでにライブの注意点も伝えておりうまくオチがついていた。

 

次は三郎・銃兎・乱数・独歩・簓・十四のMCチーム。ここも無茶苦茶面白い。簓→独歩→銃兎→三郎→乱数→十四の順にジェスチャーゲームをするが、簓が非常にダサいコミカルな動きをしたせいで独歩も同じ動きをさせられて、銃兎も恥ずかしがりながらがんばったのに三郎にゲームを拒否されるというアラサー精神破壊シナリオだった。このやりとりはBlu-rayが出たらもう1回観たい…!とにかく独歩と銃兎がかわいくて仕方がなかった。銃兎がヒョオをネタにしており、あっそれいじっていいやつなんだと得心。

 

最後は二郎・左馬刻・帝統・一二三・零・空劫のチーム。会場の空気を売ろうとする帝統に皆が呆れるという話。ここはちょっとギャグとしては薄味だったかな?このチームは本質的に常識人のあつまりだし、強いツッコミも強いボケ属性の人もいなかったが、その代わり「帝統に空気を売る知恵をつけたのは実は天谷奴零」と「それを看破する碧棺左馬刻」というカッコいい一幕になっていた。

 

MCが言う通りにライトの色を変えていくというコーナーがあるので、色の変えられるマイクを持っていかないと寂しい思いをすることになります。もちろん「マイクのない人はハンドサインして」というフォローもあるんだけど、あの空間でマイクなしだとかなりヒマだと思う。手の形のライトが発売されたけれど、現地で見ると光がかなり弱いなーと感じました。前回CGライブの特典だった頭が丸いマイクのライトがやっぱり色も形も光量も綺麗です。

 

次は来年03開催かな…

ところでヒプのライブはヒプアニの曲ってやらないことになっているのかな?主題歌みたいなのを1回やった記憶があるけれど、アニメも名曲揃いなのでぜひぜひライブで聞いてみたい。3Dライブならアニメキャラも呼びやすいだろうし、いっそトムや太郎やアイリスを読んでLove Dimensionを歌ってしまわないかなぁ、Fallin'も聞いてみたいなぁとこっそり願っている。

ライブであまりやらない珍しい曲といえばキズアトがキズナになる、TDD LEGENDなんかは久しぶりに聴いた気がする。TDD LEGEND、曲としてはいうほど好きじゃなかったんだけど(というか同時発売のThe championのほうが好きすぎたんだけど)ライブでリーダー4人が歌ってるのを聞いたらこれは日本統一もやむなしですわと納得した。生で聞くとオーラがすごい。TDDのリングライトも買ったもののまあいいかと思い持ってこなかったけれど、現地でつけている人のを見たら白色が華やかですごく良かったです。持っていったら良かったな…

f:id:pyonkospica:20221105205816j:image

実物のリングライトはとてもきれいなのだが、写真を撮るとTDDが怪談をしているようになってしまった。

 

去年の3DCGライブの感想です

ヒプノシスマイク3DCGライブ感想 12/18インテックス大阪 - pyonkospicaの日記