さてさて6月17日にヒプノシスマイク4th Liveのグッズ事前受注予約が開始されました。
http://kng.kingeshop.jp/hypnosismic/4th_live/
今回のライブグッズは
トレーディングアクリルチャーム
(Extra Wardrobe01)全12種ランダム
価格:¥566+税
トレーディング缶バッジ
(Extra Wardrobe01)全12種ランダム
価格:¥370+税
トレーディングミニクリアファイル
(Extra Wardrobe01)全12種ランダム
サイズ:A5
価格:¥278+税
ブロマイドセット
(Extra Wardrobe01)
サイズ:L版
価格:各¥556+税
アクリルスタンドキーホルダー
(Extra Wardrobe01)
価格:各¥1,389+税
そして
中王区貴賓懐中時計
素材:亜鉛合金、真鍮、ステンレス等
価格:¥3,241+税
中王区貴賓手鏡
価格:¥3,241+税
となっています。
あとフード付きタオルとロングTシャツがあります。
このグッズたち、トレーディング物が多いです。
アクリルチャームに缶バッジにクリアファイルがトレーディングが必要になってます。
ひとつひとつは数百円でも目当てのキャラが出る確率は1/12だから、まず当たらないよ。かといって12個買ったら全員揃うのかどうかも定かではない。
オタク活動ってお金がかかりますな・・・。
そして明らかに価格設定と素材が違うグッズがふたつあります。
中王区貴賓懐中時計
中王区貴賓手鏡
ですね。
デザインもものすごく凝っているんですよ。月桂冠とマイクが太陽を指すタワーを囲んでいます。中王区 言の葉党 H歴元年 と刻印が入っています。
ヒプノシスマイクの世界では現在H歴3年だったはずなので、言の葉党によるクーデター成功記念に造られた設定なのかもしれません。素敵・・・
手鏡もかっこいい。本当に、無駄にかっこいい。中王区の意匠がデザインされていてクールだし、かつアンティークな雰囲気もあり見ていて飽きません。
かつてこれほどまでに念入りにデザインされたヒプマイグッズがあったでしょうか。
今回のワンダースのグッズにしても、以前からのグッズにしても、とりあえずイケメンキャラクターの顔がデザインされてりゃいいんだろ的なグッズが大半だった気がします。キャラクターの立ち絵がバーンと使われてるものや、またはかわいらしくデフォルメされた各ディビジョンのメンバーがわちゃわちゃしてたり。
5万円する掛け軸だって、いつものあの絵でした。
なのに中王区のグッズはなんだかやたらと手が掛かっているように見えます。
なぜでしょうか。
これは、グッズを用いてヒプノシスマイクの世界観を表現しているんだと思うんですよ。
つまり女尊男卑的な雰囲気です。
この世界(H歴)では女性が権力をもち、男性を壁の外へ追い出しました。詳しいことは明らかになってないけれど、そういうことになっているのです。
だから彼らワンダースはいわばアイドルとして、娯楽として女性に消費される存在なんですね。
なので立ち絵がついていればそれでいいんです。グッズの材質は紙とかアクリルとかプラスチックでいいんです。だって男性の存在が軽いから、コストをかける必要もない。
一方、中王区は女性優位です。
自分たちの持ち物にはこだわりたいはずです。デザインも考えたいし、素材も重厚な物がいい。缶バッジみたいなペラペラの金属よりも亜鉛とか真鍮みたいなものを選びたい。懐中時計や手鏡のような気品のある小物が欲しい。
東方天乙統女や勘解由小路無花果のイラストをつける必要はありません。だって女性優位の中王区において女性の姿は消費される存在ではないから。
現実で、男性向けの週刊誌に男性アイドルのグラビアが必要ないのと同じです。
そういえば以前のライブには中王区貴賓オペラグラスというものがあったそうです。
オペラグラスを使うのは誰か?
それは娯楽を消費する側です。
やはり主体は女性にあり、男性はあくまでも見られる側だということが徹底されています。
懐中時計を忍ばせ、手鏡で身だしなみを整え、オペラグラスで男たちの歌唱を鑑賞する・・・それが中王区の女のあり方だと言えるでしょう。
現実でヒプマイのライブを観る私たちの姿とシンクロしている気もします。
と、なんだかんだ言ってますが懐中時計を即買いしたよ!
9/1追記
懐中時計が届きました。
化粧箱をみて笑ってしまった。
中王区の世界観最高じゃない?
今回ワンダースのグッズは買わなかったんですが、皆さんの画像をみてると彼らの包装は透明ビニールラッピングだったみたい。
そういうとこで下郎どもに格差つけてくるのほんと解釈通りで好きです。