さて、いろいろありましたおっさんずラブインザスカイ。
シノさんがバツイチ既婚者で子どもがいたり
春田がヒナをふったり
春田が成瀬に無理やりキスしたり
そして成瀬に本気で拒絶されたり
シノさんと1週間つきあったり
ドバイから獅子丸がやってきたり
5話と6話の見所、というか面白かった点って、個人的には成瀬じゃないかなーと思いました。
成瀬、当初あんまり好きじゃなかったんです。
なんかむすっとしてるし、ツンデレどころかツンツンだし、ぶっきらぼうでかわいげがない。
正ヒロイン(ヒーロー)としての器じゃないな、と。むしろシノさんのほうがヒロイン(ヒーロー)の器だと。シノさんのほうが牧感が高いな、と。
しかし4、5、6話と進むにつれて、私の認識はまったく間違っていたことに気づきました。
成瀬の役割は、「春田のために約束されたヒロイン(ヒーロー)」じゃなかったのです。
成瀬はシノさんが好きで、シノさんは春田が好きなので、どちらかというと春田は成瀬の恋のライバルなのです。
成瀬に与えられていた役割は、春田のことなんてまったく好きになってくれない人という役割だったのでした。
春田のヒロイン(ヒーロー)ではない人物として客観的にみると、成瀬はとても面白い。
見学にきた小学生相手にガチギレしながら授業をしたシーン、大人げなくて良かったなー。
レストランでの武蔵とのふたり鍋のシーンも最高。武蔵と成瀬が妙に噛み合っており、コメディアンとしての成瀬が輝いてた。
木にぶら下がったオーナメントを力一杯弾いたのもキュートでした。成瀬の攻撃性の高さが滲み出てて、上手かったな。
あと、成瀬は走り方が毎度ヘンテコでかわいい。
メインヒロイン(ヒーロー)としてみると過激な人物像がわざわいし、シノさんに軍配を上げたくなるんですが、そもそも成瀬は土俵にすら上がってくれないのでした。
ボーイミーツボーイ(おっさんミーツおっさん?)で、ある意味安心してみていられた天空不動産編とはちがい、インザスカイは全員片思い。恋の群像劇となっています。
今のところ誰ひとり恋が叶う気配がないんですが、あと2話でこの先どうなるんでしょう。
シノさんにふられた成瀬が春田の想いにこたえる・・・のか・・・?
全員誰ともくっつかないエンドがいいな、と思ってるんですが、どうだろうね・・・
1話と2話の感想です
おっさんずラブin the sky(1&2話)を観たゆるい感想 - pyonkospicaの日記
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