天国獄の天国と地獄

 

1/9は神宮寺寂雷の誕生日だったんだけれどまたしても天国獄のことを考えてしまいました・・・

 

天国獄氏35歳といえばナゴヤディビジョンのメンバーで職業は弁護士。神宮寺寂雷の中学校からの知り合いで、酔って寂雷に絡み、寂雷にコンプレックスを抱いているように見える描写もある。

 

私は天国獄さんの生まれた意味のひとつには、「神宮寺寂雷のナチュラル神ムーブにツッコミをいれるため」というのがあるんじゃないかと思っています。以前こっちにも書きました


ナゴヤディビジョンについて思うこと 十四くんと天国獄と神宮寺寂雷について - pyonkospicaの日記

 

 

いきなりですが天国獄の名前って

ここは天国じゃないんだ

かと言って地獄でもない

(TRAIN-TRAIN THE BLUE HEARTS)

ぽい。

なのでブルーハーツ的な思想を内包していたらいいなぁと勝手に思っている。ブルーハーツ的思想というのが何なのかはズバッと言葉にはできそうもない・・・知性、反発、純心、諦観、を混ぜた感じ?

ブルーハーツのボーカルである甲本ヒロトさんはイギリスのパンクロッカーのジョー・ストラマーが大好きだと公言されているんだけど、実はジョー・ストラマー氏は天国獄のキャラメイクに影響を与えていると言われています。

ライダースジャケットに黒のパンツ

・ジョージコックスのラバーソウル

は共通しているし

天国獄さんのワード「月に手を伸ばせ、たとえ届かなくても」もジョー・ストラマーの言葉なんだよね。

 

DRB+の波羅夷空却の歌詞には

London Callingみたく釈迦堂に降臨

というのもあるから(London Callingというのはジョー・ストラマーのバンドClashの出世作だ)ナゴヤディビジョンBad Ass Templeはパンク・ロックのイメージで生まれたと推測される。四十物十四くんのV系も広義のパンクと言えなくもない。

 

パンク・ロックというのはざっくりいうと反発と自由の音楽だろう。じゃあナゴヤディビジョンは何に反発し何から自由になろうとしているのか。それは「中王区」かもしれないし、もっと穿つと「既存の4ディビジョン」からなのかもしれない。(自己批判っぽくなってきたよヒプノシスマイク???)

 

 

話は急に変わりますが

・距離をとり離れる
・直接対峙せずワンクッション置く
・近くにいる時間を短くする

というのは出会う男すべて狂わせるおじさんである神宮寺寂雷からチャームを防ぐ方法、ではなく放射線防護の三原則だそうです。

 

しかし完甘ドクターや天国獄さんの現状を見るに、神宮寺寂雷から身を守る方法としても通用する気がする。人類は神宮寺寂雷を扱うにはまだ早すぎるのだ。

 

ということは、天国獄は神宮寺寂雷から距離をとればいい=再会しなければよかった。

逆算すると

天国が寂雷と再会したのはDRBに参加することになったから
→じゃあ天国獄はDRBに参加しなければよかった

→そのためにはナゴヤディビジョンに加わらなければよかった
→波羅夷空却に誘われなければナゴヤディビジョンに入れなかった
→そもそも波羅夷空却の弁護をしなければよかった
→まず弁護士にならなければよかった
→お兄ちゃんが亡くならなければよかった…

 

となる。兄がいじめられ命を絶たなければ天国獄はいまごろナゴヤで医師として健やかに生きていただろう。つまり現在、天国獄が神宮寺寂雷に悩まされているのは兄がいじめられ亡くなったのが原因であり、いじめはクソだと獄が思うのも無理はない話なのである。