極私的衝撃ニュースが入ってきました。
近所の漫画喫茶が閉店するというのです・・・
仕事終わりで明日が休みの日、うきうきで通った漫画喫茶。自転車で通える漫画喫茶。感動と笑いと新刊と古典をありがとう漫画喫茶。やさぐれた社会人に情操を取り戻してくれる漫画喫茶。最高の場所だったね?私たちいい感じだったよね?
でも「ふたつのスピカ」なんで14巻までしか置いて無かったの。逆になんで14巻までは置いてあるの。完結してると思って読んでたのに途中までしかなかったから私のアスミはまだ宇宙に行っていない。(最後まで読んだら宇宙に行くのかも不明である)
と、メランコリックな気持ちでいっぱいです。なのでせめてもの心のなぐさめに、今日はいま追いかけている漫画の記事を書きます・・・
わかりやすいかと思ってAmazonのリンクを貼ってありますが、踏んでも私には一円も入らないので大丈夫・・・そもそもブログを収益化していません・・・
かげきしょうじょ!!
面白いという話は聞いてたんですが、てっきり「過激少女」だと思っていて過激な女子高生のハイスクールライフの話かと思って敬遠していたら全く違いました。少女歌劇団(の高校)のお話です。
漫画喫茶で山田さんの物語を読み大号泣し、即座に全巻購入したのはいい思い出。この漫画ね、登場人物の髪が伸びるんですよ。それって生きてるってことじゃない?
たまに「どの漫画のキャラクターと結婚したいか」と考えるんだけどここ何年かはケンジだろうということで落ちついています
大奥
よしながふみからもう1作。これも漫画喫茶で読んで購入しました。生老病死愛別離苦、人のドラマっていづれの御時にも変わんないんだわ。でも当事者にとってはそれぞれかけがえないただひとつの生なんだわ。などという当たり前のことに気づかされしみじみとする
キャットニップ
大島弓子先生は作家買いです、大好き。いつか大島弓子様の好きな作品の感想を書きたいなぁ。
素晴らしい作品の数々をリアルタイムで読めなかったのが悔しいけれど我々にはキャットニップがある。キャットニップはいまだ連載中なのだ。神がこの世にまだ生きておられ新しい言葉と絵が生まれるという同時代の喜びをかみしめています。単純に猫好きにもおすすめ
夏目アラタの結婚
大抵のお話ってそれなりに展開が予想できそうなもんなのだけれど、この物語がどういう風に流れどういう風に終わるのかがまったくわからない!!!
「医龍」という漫画を描かれたそうなのでそれを読めば傾向と対策がわかりそうですが、あえて読まずにジェットコースター感を味わっています。ほんと謎。不思議な漫画だなぁ。
ブルーピリオド
八虎は「強く表現したい自己がある」「世界に向けてなにか言いたいことがある」という人間ではなさそうなのでアーティストとしては詰んでるんじゃないかと思いながら新刊が出たら読んでいる。なんか救いがあるのかな。この先なにか言いたいことが出てくるのだろうか
ユカの祖母や世田介の母などふんわりとした地獄がちょいちょいぶっこまれるのが興味深い。絵描きあるあるなのか
昔描いてたななみちゃんの漫画大好きだった
絵が無茶苦茶うまい+抑制の効いたストーリーの合わせ技ができるすごい才能だなぁ
絵がものすごくいいです・・・
ハッピーエンドでもバッドエンドでもいいんだけどきれいに完結できたら素敵な作品になるだろうなぁと様子をうかがっている。
ここは今から倫理です
さすがにずっと倫理の話だけでは物語が続かない様子で、高校生の群像劇のようになってきましたが筆力がある方らしくぐっと読ませるお話を描かれています。倫理が好きだった方にはおすすめ。
1日外出録ハンチョウ
「世の中の男は二種類に分けられる・・・
綿の国星の良さがわかる者とわからない者」
ぎゃっ!大槻はどっちよ!ケンジと結婚したいと思ってたけど返答次第では大槻も結婚して下さい。「トネガワ」も笑えて泣ける名作なのでカイジのスピンオフは打率が高い。
ミステリという勿れ
この漫画もとってもおすすめ。小さな物語に張り巡らされた大きな物語への伏線・・・!ばらばらなピースが集結し浮かび上がるのは思いもよらない巨大なパズル・・・!そんなの面白いにきまっているじゃない。漫画体験に身を委ねる快感を味わえる。
ブス界へようこそ
これも、美醜カーストの中で生きる女子高生のハイスクールライフかと思って勘違いしてましたが全く違う話でした。私は思い込みが激しいきらいがあります。いつの間にか第1回Kindleインディーズマンガ大賞を受賞していたのも納得の素敵な漫画。熱い人間賛歌の物語なので「ジョジョの奇妙な冒険」の親類のような気がしますが思い込みかもしれません。
リンクを貼りすぎてはてなブログアプリの挙動がおかしくなってきたのでそろそろ終わります。今回は現在進行中の漫画で特におすすめな作品だけを選びました(大奥はそろそろ終わります)。
ここからが本題なのですが、こういう私の漫画ラインナップを見て「この人はこの漫画もたぶん好きそうだ」というのがあればぜひ教えて下さい。ツイッターのアカウントも乗せておきますが、嫌だったらテレパシー的なものに乗せて下さい。がんばって受信します。
漫画喫茶はもうなくなるけれど漫画を読みたい心はなくならないもんね。この文章も漫画喫茶でしたためています。R.I.P