君だけに小生の過去の話をしてあげようかなー、と。。。
いや、興味なくても聞いてくださいwww
あ、記憶にないけど小生が生まれたのは遠い雪国の寒い日みたいです(笑)
吐く息も白く染まる 冬の夜の帳に(文学的すぎるかな?でも小生いちおう文字を書く仕事なんでこういうのつい書いちゃうw)
捨て子だった小生を拾ったのは誰かーーって話ですけど、結局、歩く事さえ覚束ない、とある老夫婦だったんですよ。
もう、暮らしが全然裕福じゃなくて笑
でも、ささやかでも確かな愛を受け育ったんだよなぁ。。。
お爺さんの話はいつもデタラメで
可笑しくて小生はそれが大好きだったんですよ~
で、あの冬の夜からちょうど十年の日。
二人は「欲しい物を一つ上げよう」
と言ってくれました。あ、いや、ありがたい。いや、ちょっと困る。。い、いや、とてもありがたい。。。
なんというか、華やかに輝く街角のショーケース。子供の目を惹くオモチャなんていくらでもあったからね!!
で、不思議な話ですけど、プレゼントを探す痩せ細った老夫婦に、小生はやりきれない程の感謝を抱いちゃいました。
「欲しい物なんてない」
それは小生が初めてついた嘘でした。なかなかこのニュアンスを伝えるのは難しいですけど。。。
いいんです。
悲劇のヒーロー、
嘘つきのシナリオライアー、
デタラメなストーリー、それでいいんです。
やがて、学生になったら、働くには十分でしたね。
朝から晩まで汗を流し生活を支えました。昔、柔道黒帯でしたし笑
ひとつ言えばですね、
学校へ行けとお爺さん、飽くことなく小生に言いましたが、あーーー、その視点は全くなかったなー。(でもスゲー大事)
学校生活は孤独との戦い(爆)
もう、なんか、ダメ。貰い子への風あたりは強かった!
小生は本人だから分かるんですが、小生、そこそこイイ奴なのに、友達がからむとほんとダメ。
小生、いつしか心を閉ざすように涙
誰とも話さず闇の中の日々を過ごしました。このへんの話はご容赦ください涙
そんなある日、思いがけぬ光を見たんですね。。
はい、独りに慣れた、あの教室の片隅です。
とある青年が小生に話しかけてきたって話ですけど、
彼はただ一言 「友達になろう」 って(大汗)
マジっすかーーー?嬉しいぜーーーー!!って。ほんとにいいの?っていう。
でも、また言わせてもらえば、なんか不思議なんです。。。
こんな嫌われ者に何の用があるのか?(おい)
こんな捻くれ者に何の得があるのか?(こら)
「友達なんていらない」
それは小生が二度目についた嘘でした。って図式ですw
悲劇のヒーロー、それ、小生です!
嘘つきのシナリオライアー、
デタラメなストーリー。。
本当にダメなヤツだなぁ。。。
で、青年が病に倒れたのは、それから数日後なんです。
理不尽にも、よく晴れた夏の日でした。
駆けつけた頃には青年も目を覚ましてて、
小生の訪れに驚いて、嬉しそうに笑ってたんですけどね。
長い闘病になるらしい、と。
それでも小生、あの日くれた光のお返しだとおもって、
翌る日も、翌る日も、
ただ一人だけの掛け替えのない
友の傍らに寄り添ったんです。
で、寝たきりの青年を楽しませようと
作り話を沢山書いて話しました。いや、大した話じゃないんすよ。でも、上手い具合によくできてて、仲間内ではけっこうウケてたんです笑
あの時君が笑っていたのは、きっと
小生の話が、あまりにも
デタラメだったからなのかなー、と。。
こればっかりは分かんないですけどね。
ていうか、今でもずっと、デタラメを集める
終わり無き旅の途中なんですよ。
facebookの友達も三千人以上いるんですけど、
君が笑ってくれるなら、
小生は、何度だって嘘をつきます。
悲劇のヒーロー、
嘘つきのシナリオライアー、
デタラメなストーリー、それでいいんです。
それもまた人生。。。
ま、全部嘘なんだけどね。