8月になぜか個人的ブームだった完甘医師。
お盆期間に2本も完甘記事を書いてしまいました。
ヒプマイ界の名前について考える。ついでに完甘について考える。 - pyonkospicaの日記
ライ麦畑でつかまえて 麻天狼と完甘についての考察 - pyonkospicaの日記
そして、
いったい完甘と寂雷は何科の医者なんだ?
という考察で8月を締めくくろうと思います。
完甘と寂雷は同じ科
まず前提として、2人は同じ科の医師のはず。
『完甘先生もすごいが神宮寺先生は格が違いますよ』とか
『神宮寺先生と完甘先生はお若いのに腕は随一』など、2人はなにかと比較対象にされてるんです。
2人が別の科だったらそういう風には比較されないはず。
たとえば泌尿器科の寂雷と小児科の完甘だったら、格とか腕とかどうやって比べるのか、って話になります。論文の数とかで比べられるのならわからんでもないが。
なので寂雷と完甘は同じ科で働いていたという方向で進めます。
戦地の寂雷
2年前には神宮寺寂雷は紛争地域にいて、医者として働いていました。
野戦病棟の責任者だったみたい。
・寂雷を評して『あの人数の負傷者をたった一人で治療するなんて』というスタッフの言動
・『寂雷が来てからこの戦地での死者が劇的に減った』という神奈備の言葉
・包帯を巻いた多数の負傷者の描写
・コップに立てられた『ハサミ』や縫合鑷子やピンセット
・『抜糸をしたい』という寂雷の発言
などを考えると外科系の医師っぽいです。
寂雷と完甘は手術ができる
2人に決定的に亀裂が入ったのは、ある難しい手術を完甘が無理やり引き受けてどうやらミスし、寂雷が引継ぎ命を取り留めた、という事件があった際ですね。手術室の前で頭を抱える完甘の小物感がなんともラブリー。
手術ができる、ということはやっぱり2人はざっくりというと外科系。
あと、完甘の違法ヒプノシススピーカーは無影灯の姿なのでこれも外科説の根拠となるでしょう。
また、シンジュク中央病院は10階建て以上の大きな病院なので、1人の医師が内科もやって外科もやる、みたいなシステムではないと思われます。外科は外科、内科は内科、餅は餅屋、みたいな病院のはず。餅屋・・・?
外科以外の可能性
外科外科いってますが、外科じゃない可能性も探りましょう。
独步が寂雷の診察室にやってくる場面があります。ナースに通されてるので、おそらく外来患者として来たのだと思うんですが、独步を見て寂雷は『また将来の不安で眠れないのか』と言うんですね。
うーん、外科系だったら不眠では寂雷のとこに来ないだろうな~
(あと、一二三もおそらく患者としてやってきてます。ただ一二三は体調は悪くなくて、寂雷をホストクラブに飲みに誘いに来たので参考にはならないか。)
そして独步と一二三は寂雷に、ストーカーの精神の病気を治療してほしいと頼む場面もあります。
ここらの流れは精神科っぽい。
あと、完甘のリリックに『そう俺が殺意の監察医』とあるんですが、完甘、心電図の修理を独步に頼んでたので監察医が本業ではなさそうだと思います。監察医って遺体相手の仕事ですよね。だとしたら心電図使わないはずだ。
結局何科?
完甘がリョウゴク総合病院に移るきっかけとなった例の難しい手術、『このオペをこなせるのはうちでは神宮寺先生しか』と言われたのに完甘が『私がやります!』と言ってしまったあの手術。
その話し合いの場面の背景に、おそらく上腹部のCT画像らしきものが表示されています。コミカライズを見てね。
頭部じゃない→脳外科、眼科、耳鼻科、口腔外科を除外
胸部じゃない→心臓外科、呼吸器外科、乳腺外科を除外
骨じゃない→整形外科を除外
表面じゃない→皮膚科を除外
ということで消去法でいくと、完甘と寂雷はまさかの消化器外科ではないでしょうか。
・・・
・独步はたぶん最初に病院来たときに、胃が超痛いとか言ってたら寂雷の診察室に回されたんじゃないかな。
・はたして消化器外科医は紛争地に行くんだろうか。
・救急医かもしれない。(無難)